 ◇ 第3回
神戸ベンチャーフォーラム
日程: |
11月15日(第4土曜日) |
時間: |
午後14:00〜20:00 |
場所: |
生田神社会館 4階大会場 |
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【神戸V研10月例会報告】 2002年10月26日開催 |
10月度の例会内容が下記のように決まりましたのでご案内申し上げます。今月も過密気味な企画で恐縮ですが,時間の許す限り活発な議論も行っていきたいと思いますので、ご質問、ご意見、それに時間の方もご協力を宜しくお願い致します。
研究会の終了後,例によって交流会&懇親会を行います。会員同士、個人的にも親しく知り合い、神戸ベンチャーとこの研究会のあり方などについても議論し意見の交換を行って頂くようお願い致します。それがこの研究会そのものであり強化する途であると信じます。
毎回,ZAKOBA亭というのでは努力不足のそしりを免れませんので、と言ってもそれほど変り映えはしませんが、今月はダイエーの南側、東急inの下、コスモビル地下1階の「白木屋」というところで行います。
来月の第4土曜日(11月23日)は祭日ですが、総会の決定どおり、「第2回神戸ベンチャーフォーラム」を開催します。受付は午後1時半から、開始は2時から、基調講演、シンポジウム、交流会&懇親会、などです。参加できますように時間を確保しておいて下さい。また、フォーラム準備は私たち世話人と事務局だけでは難しいかも知れませんので、なるべくなら会員の皆様にもご協力をお願いしたいと思います。具体的な内容については10月26日の例会の際にも説明させて頂きますが、マスコミや口コミによる参加の呼びかけ、フォーラムを成功させるための追加の企画の提案、会場設営のための各種の準備、展示パネルの作成、資料の収集、交流会の接待、など、いろいろとあるにちがいありません。経験をお持ちの方、この際、フォーラムの運営の裏方を経験しておこうと考えられる方は、是非、ご参加下さい。
先月案内しました研究会による翻訳書の出版事業ですが、書名を『ベンチャーと自己資本:EUベンチャーキャピタルの貢献』とすることに決めました。フォーラムの日までには刊行できるでしょう。後日(年度内)に全額の返済を条件に、会員の皆様方からも若干の出資(実質は融資)を募ります。締め切りは10月末日、1口1万円(何口でも結構)です。振込みは、三井住友銀行 岡本支店 普通 386765 株式会社一灯館 広野稔 です。なお、販売に関しても皆様のご協力を期待しております。宜しくお願い致します。
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【10月例会結果】
日時:2002年10月26日(第4土曜日)午後6時〜9時
場所:神戸市勤労会館(三宮から北東へ4分、サンパルの南、 多目的ホール,中央区役所の隣)
http://www.exd.city.kobe.jp/kobe-lp/sisetu/kinro.htm |
第1部 6:00〜7:00:「女性による企業経営の現状について」
報告者:重国明美氏(株式会社オフィス・オルタナティブ顧問)
重国氏は、1975年、日本国際貿易促進協会関西本部の調査部で東西貿易理論の研究をしておられました。1991年、株式会社オフィス・オルタナティブを設立され、代表取締役に就任、現在は顧問として、自治体政策のコンサルテイング業務や民間企業のリサーチ業務を行っておられます。また、1996年、民間NGOの「女性企業実態調査チーム」を立ち上げ、関西や関東の女性たちによる企業の実態調査を行ってこられました。今回はその「女性企業実態調査チーム」による2000年に行った関東圏女性企業調査結果の報告と女性の起業についての今後の課題や支援策などについて報告されます。
6:30〜7:00:「シニア生活設計サポート結(ゆい)」のCB(コミュニテイービジネスへの挑戦
報告者:山口 雅子氏(NPO 「シニア生活設計サポート結(ゆい)」代表)
山口氏は、平成7年から高齢者、障害者の住宅設計(三洋電機住設事業部)を手がけてこられ、現在、パルパローレ設計事務所の代表として、高齢者住宅、障害者住宅の設計をしておられます。また、有料老人ホームの相談役として、多くの高齢者との面談をしてこられました。さらに阪神・淡路大震災による被災経験を踏まえた、社会活動としての加齢クラブ、独身女性の会、などを主宰しておられます。今回は高齢者との面談から見えてきた「高齢社会の問題は女性の問題」との認識から、NPOの立ち上げ→女性相談員の育成と新マーケテイングの構築→それらのネットワーク化による企業化、という過程の事業計画案を報告されます。
*なお、昨年、事務局を担当され、現在、シアトルに出張中の山下雅子さんから、来春、
当研究会から女性起業家のシアトル視察団派遣の提案が来ています。参加者はおられますか(詳細は別途) |
第2部 「発泡スチロールの再資源化システムとしての新工法について」
報告者:伊東伸一郎氏(環境設備工業株式会社代表取締役)
伊東氏は、これまで、上下水道処理設備の施工や管理、試運転業務,消防施設の施工、防カビ抗菌塗装,イオン交換樹脂の再生業務など環境に関わる分野で幅広く事業活動を行ってこられました。今回は、発泡スチロールの再生資源化システムとして開発された「ハイメルツ工法」についての報告を実演を入れてなさいます。4t車に山済みになった発泡スチロールがドラム缶1本に簡単に溶けてしまう画期的な技術です.それが同社の工場の溶液とスチロールに分離されて資源を無駄なく100%リサイクルすることができるというシステムです。神戸市の「エコテック21構想」に基づき神戸複合産業団地に既存施設を集約し新工場が建設されることになっています。神戸市が推進する「循環型社会の形成」の中核企業の1社です。
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第3部 8:00〜8:50 「パソコンを弾くー音楽演奏の新しいビジネスモデルー」
報告者:NPO「パソコンを弾く研究会」大村邦年、百合岡雅博、今井美香、林佑吉の各氏
カラオケが神戸から発信された音楽技術であることは皆さまも先刻ご周知のとおりですが、今、それに代わる新しい大衆的な音楽ニーズが発生しています。作曲家・演奏家願望がそれですが、神戸ベンチャー研究会の有志の皆さんは、これに着目して、今春、そのニーズを満たそうと、NPO「パソコンを弾く研究会」を立ち上げられ、先般、一つのビジネスモデルを開発し特許申請をされました。今回、それの発表と実演をなさいます。基本は、パソコンとスキャナー、楽譜読み取りソフトを用いて、楽譜の画像の認識、音符変換、保存を行い、パソコンから音楽を再生・演奏するとともに、これに関連した新しいビジネスを次々と創造していくというものです。事業性に富むとともに、文化性や社会性もあり、画期的な音楽技術、音楽ビジネスになる、という内容の報告です。私も実験済みで非常に夢のある挑戦です。
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第4部 交流会・懇親会 8:50〜10:30
自由参加ですが、なるべく多数の皆様のご出席を期待しています。フォーラムの準備の打ち合わせも行いたいと思いますので、時間に余裕のある方は、是非、お願いします.場所は、上にも書きましたように、近くのダイエーの南側のコスモビルの地下1階の「白木屋」です。(Tel.078-261-8488)。 |
追記)
1.ホームページ(http://kobeventure.com)からも例会/懇親会への出欠の報告をできるようにしました。非常に便利です。フォーラムの時の出欠の確認用ツールとして効果的で効率的であろうかと思いますので、パソコンをお持ちの方は、今月から、一度、お試しください.
2.オブザーバーで参加されている方で、当研究会に入会を希望される方は、氏名(よみがな)、住所、電話番号、Fax番号、E-mail番号、勤務機関名、推薦者名、などを記入された「入会申し込み書」を各自で作成していただき、ご提出ください。提出先は、世話人代表(小西一彦)、konishi@kobeuc.ac.jp、
fax:078−794-5944、または、FAX:0726-24-8504のいずれかで結構です。会場受付担当者か正会員のどなたかにお渡しいただいても結構です。もし、身近に適当な推薦者がおられない方は、とりあえずその旨を記入して、私(小西)までご提出ください。研究会としては財政的な問題もありますので、できるだけ早く入会の可否の判断をしていただき、入会届とともに年会費をお振り込み下さいますと有り難いです。ご協力を宜しくお願いいたします。
3.ご入金及び立替払いの請求について:
年会費(5000円)やその他(当日会費500円、懇親会費3000円など支払い忘れの分)の会計への支払いは下記のいずれかをご利用下さい。また、研究会の活動のために立替払いをしていただいた方も含めて、お金の関係でのご質問については、担当者の藤原様:パソコン(fu_ji@f4.dion.ne.jp)、ケイタイメール(teira14@ezweb.ne.jp)にお尋ねください。または私(小西:090-3845-8795)まで。
* 郵便局:14320ー61743771(芦屋市東山郵便局)神戸ベンチャー研究会
* 三井住友銀行 神戸営業部 普通8838131 神戸ベンチャー研究会
* みなと銀行 住吉支店 普通1616591 神戸ベンチャー研究会
(但し、近刊の刊行物『ベンチャーと自己資本』(神戸ベンチャー研究会、2002年)については、出資金の振り込みや購入代金のお支払いなどは別―下記―ですのでご注意ください。)
4.ギュンター・レオポルド/ホロガー・フロマン著『ベンチャーと自己資本』(鈴木克也監修/中島要訳代表/神戸ベンチャー研究会編集/発行、2002年、3200円、ISBN4-9901300-0-6)を近日中に発行します。日本のベンチャーとベンチャーキャピタルに大きく貢献することを期待しています。問題は営業です。会員の株式会社一灯館様(代表取締役社長廣野稔氏)に一肌脱いでいただくことに致しました。同社を窓口にして、会員の皆様や全国の取次店、書店などに販売していきます。発行部数は1500冊、経費は約200万円、1冊は売価が3200円、取次店へは7掛け、書店へは8掛けで卸します。製品づくりは、過去1年、万全を尽くしました。この後は経路政策、促進政策、価格政策、サービス政策、など、マーケテイングの機能政策と対象市場の選択、営業組織、評価システム、起こりうる問題点への対応策、修正と見直し策、など、経営上の意思決定と実践が必要です。昨今の厳しい出版事情を考えますと、それなりの努力は必要ですので、販売面でも会員の皆様のご協力をお願いしておきたいと思います。会員割引は2割引き、したがって2560円で買っていただく、というのが先月の世話人会での決定です。消費税を含めて、1冊あたり2688円の計算でお買い求め下さい。フォーラムや研究会場で配本いたします。振込先:三井住友銀行岡本支店普通 386765 株式会社一灯館広野稔です。
5.9月度の例会の際に撮影にこられたNHKの番組放映ですが、10月12日(土)の午後11時12チャンネルだったかと記憶しています。われわれの関係はごく一部だと思いますが、問題がなければ他局にも連絡して来て頂くと良いかもしれません。ただし、4月総会の方針はブロードバンドTVの利用でしたので、この方向での取り組みを急ぐべきかもしれません。 |
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