 ◇ 第3回
神戸ベンチャーフォーラム
日程: |
11月15日(第4土曜日) |
時間: |
午後14:00〜20:00 |
場所: |
生田神社会館 4階大会場 |
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第1部 6:00〜7:00 |
ベンチャーの新鉱脈としての静脈産業を考える
報告: 福永 浩之 氏(姫路工業大学環境人間学部 教授) |
第2部 7:00〜8:00 |
株式会社チュウオーの過去、現在、未来
報告: 今里 秀俊 氏(株式会社チュウオー 代表取締役社長) |
第3部 8:00〜8:30 |
第2回世話人会の結果と第1回フォーラムの開催予定
報告と提案: 小西 一彦 |
第4部 8:30〜10:00
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交流会&懇親会(参加は自由)
*ワインシュトゥーベ ローテ・ローゼ(中央区北野町4-9-14)にて |
6月の例会も6月23日に次のような内容で行われましたのでごく概略だけですが報告します。
まず、最初に、姫路工業大学環境人間学部の福永浩之教授から、「静脈産業を考える」と題して、エコビジネス≒環境ビジネスの発展の背景、リサイクルの種類・方法、新しいリサイクル、紙をめぐる問題点、など、今後、静脈産業がベンチャービジネスの鉱脈となりうるとの立場から、当該事業の実態や個別の事例について、わかりやすく説明していただいた。
そして、それを受けて、リサイクルビジネスについて活発なデイスカッションが行われた。近年の都会でのゴミの増大化の傾向や環境破壊の現状などを考えると、21世紀は確実にリサイクル社会の実現が望まている。
しかし残念ながらリサイクルをビジネスとして行い成功させていくにはまだまだ多くの問題が残されている。リサイクル・ビジネスもさることながらゴミを出さないビジネスも重要である、さらにはゼロエミッション・ビジネスが望まれる、など、白熱した意見が提出された。
偶然にも、この後の報告者である今里氏の取引相手であるゲルハルト・ミューレンベック氏(IndexLtd.社)がオブザーバーとしてこの会に出席されていたので、同氏からドイツのリサイクル・ビジネスの考え方や現状についての話も聞くことができた。
次に、株式会社チュウオー社長の今里秀俊氏から、同社の経営の過去、現在、未来と題して概要の報告され、それを受けて質疑応答が行われた。
医者以外の者でも医療の現場では患者の苦痛を和らげ健康な体を取り戻すことに貢献することができる。
今里氏は産学協同で新しい機器を開発し別の医師からはそれを用いて効果の有効性を検証もしてもらい、それを現場に提供していく中で、直接、患者さんからも、涙を流して「感謝され」、「感動した」、という経験をもったことが、その後、強い規制が数多くあり、経営的にもかなりのリスクが伴う分野でありながら、それに冒険的に踏み込み、事業を成功させていくことができたことを強調された。
私見ながらこの報告はベンチャー経営者の特徴を良く表している言葉であったような気がします。なお、今後、売上げを3年で3倍増にしていきたいという計画に対しては、会員からは実行可能性などについて、参考になる意見が出された。
最後に、世話人会(代表:私)より、先日(6月9日)開催の第2回世話人会の結果の報告と(4月と5月で14名の入会希望があり承認した<現在66名です>)、第1回フォーラム(第1候補日は9月8日<土>)の開催の提案を行い了承された。
この後、約20人(当初は14人が参加予定だった)が、北野町のドイツ風ワイン居酒屋「ワインシュトゥーベ ローテ・ローゼ」に参集、会員間の懇親とドイツからの客人とも交流、等々、を行う。今里氏の奥様も来られ、ドイツワイン(意外と甘い)を片手に全員で大きく盛り上がりました。なお、次回の例会の報告者も気持ちよくこの場で決まりました。有り難うございます。詳細は近日中にテーマを含めてこのホームページ上でもご案内致します。
(記、世話人代表:小西一彦) |
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