 ◇ 第3回
神戸ベンチャーフォーラム
日程: |
11月15日(第4土曜日) |
時間: |
午後14:00〜20:00 |
場所: |
生田神社会館 4階大会場 |
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【神戸V研8月例会報告】 2002年8月24日開催 |
8月は、会場を、再び、三ノ宮に戻して開催しました。今回のテーマは「産学連携」でした。6月に報告をされました横田陸郎様(株式会社アニマックス代表取締役)の水槽内のメダカの動きをCCDカメラで24時間監視し異常事態が発生すれば検知して管理者に報知されるというシステムの開発は九州大学との協力によるものでした。また、先日、今里秀俊様(株式会社チューオー代表取締役社長)も、NI
RO (新産業創造研究機構)の技術移転機関であるTLO ひょうごから1 / f 波形発生方法に関するライセンス供与を受けられることになりましたが(企業の第1号)アニマックスと同様のケースと言えるでしょう。このように、中小零細なベンチャー企業が画期的な製品や技術を開発したり、企業を発展させていくには、これからは大学や研究機関などと、連携をはかり強化していくことは、大変、重要な課題であるかと思われます。
その観点から、この関西で、10年以上も以前から産学連携に取り組み、具体的な成果も挙げられてきた、京都リサーチパークの定籐繁樹様を研究会にお招きして、京都の産学連携の現状と同社の取り組みなどについて報告して頂きました。
次に、それと関係して、現在、わが国最大のベンチャーキャピタル企業である株式会社ジャフコの産学連携西日本担当シニアマネージャーの平松俊樹様と泉正弘様に、ベンチャーキャピタルの目から見た産学連携についての現状や問題点などを報告して頂きました。
最後に、学部の学生の皆さんに、ベンチャーとの関わりについて、実践していることの報告を行ってもらいました。彼らは,現在,当研究会の顧問をして頂いている鈴木克也先生の教え子たちでもありますが,この夏休みを利用して、全国の港とベンチャーとの関わりを調査しそれの結果をCDに編集して全国に紹介していく構想をもっているとのことでした。学生のアイデアやパワーもようやく始動し始めかという印象を持ちました。後日,また、その成果を聞かせてもらいましょう.
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【8月例会結果】
日時:2002年8月24日(第4土曜日)午後6時〜9時
場所:神戸市勤労会館(三宮から北東へ4分、サンパルの南、 多目的ホール,中央区役所の隣)
http://www.exd.city.kobe.jp/kobe-lp/sisetu/kinro.htm |
第1部 報告:産学連携と京都リサーチパークの役割 6:00〜7:10
報告者:定籐繁樹(さだとうしげき)氏
(京都リサーチパーク株式会社産学ビジネス部
ベンチャーインキュベーション担当部長)
http://www.krp.co.jp/access/
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第2部 報告:ベンチャーキャピタルからみた産学連携について 7:10〜8:20
報告者:平松俊樹氏(株式会社ジャフ産学連携チームシニアマネージャー)
泉正 弘氏(株式会社ジャフ産学連携チームシニアマネージャー)
http://www.jafco.co.jp/home/
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第3部 報告:港町文化を探るー北前船港めぐりー」 8:20〜9:00
報告者:桃野俊吾(公立はこだて未来大学2回生)
大久保彰之(公立はこだて未来大学2回生)
北野勝也(公立はこだて未来大学3回生) |
第4部 9:00〜10:30 交流会&懇親会(駅前高架下の三宮ZAKOBAにて)
付記:お盆休みの関係もあり報告者をなかなか決められず、案内は例会日の5日前という際どい有様でしたが、第4土曜日が徹底してきたためか,今月は,反対に過去最高の出席者でした。50名は確実に超えました。交流会も30名以上が残られました。感謝致します。小西一彦記。
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