神戸ベンチャー研究会

神戸ベンチャー研究会について

　いま、この神戸でベンチャーに関係して解決が求められている主な課題は何であるのか、ベンチャーを取り巻く社会経済の状況はどのようになっているか、多数のベンチャーが立ち上がっていくためには何をどう変える必要があるのか、などについて、地元で、専門的にも研究を行い、議論を深め、その成果を関係方面へも伝達していくという活動が必要である。　これが積極的に行われていくならば、最近の神戸のベンチャーに対する社会的関心や支援の機運も、一層、高められていくにちがいない。　そこで、この地域でベンチャーに関心を寄せる学者、研究者、大学院生、ベンチャー、実務家、行政マン、等が一堂に集まり、「神戸ベンチャー研究会」なる組織を設立し、研究会としての活動を行うことにした。
　　　　　＜2001年1月27日設立　神戸ベンチャー研究会会則前文より＞

第１８８回神戸ベンチャー研究会例会のお知らせ

       第188回神戸ベンチャー研究会例会( 9月24日(土)）

神戸ベンチャー研究会６月例



  ※9月はＪＲ三ノ宮駅北側にある日本経済大学三宮キャンパスにて開催いたします。
　　開始時間は、１３：００分からです。

　9月例会のテーマは、鹿の増加をどう押さえて、有効活用するかについてです。
今回報告します「鹿の増加・農業被害と有効活用」は、ニホンジカの被害が甚大で本校の保護者で森林関係に勤務している方から相談を受けたことがきっかけです。この問題について兵庫県播磨高校生徒と一緒に地域貢献活動の一環として取り組みを開始しました。
兵庫県においても鹿の増加が著しく、増加のスピードを止まっていないだけでなく、農業被害の額も非常に大きくなっています。鹿の被害は野菜やイネ・ソバなどほとんどの農作物に被害が広がっています。里山の幼木や新芽もかっこうの餌です。
長野県では、高原に広がる放牧地にシカの群れが現われ、牧草を食べ尽くす。生息域は、標高の高い高山帯に広がり、貴重な高山植物も食害の対象です。植物だけでなく、それらを餌にする稀少な昆虫やライチョウなどの個体数減少の要因にもなっています長野県に生息する野生のニホンジカは約 61,600頭（2006年）です。すべての野生動物による農林業被害額約16億4000万円のうち４割強をシカによる被害が占めています（2008年）。・野菜やイネ・ソバなどほとんどの農作物に被害が広がっています。生息域は、標高の高い高山帯に広がり、人間の営みの結果、現在シカが大幅に増加しています。明治時代、鉄砲の改良による狩猟が広がり、人々は、食肉用・毛皮用に、ニホンジカを乱獲し、農地拡大開墾で生息地も狭められ、昭和初期には、ニホンジカは絶滅の危機に瀕していました。第二次大戦後は狩猟制限による保護政策が取られ、徐々に個体数が回復してきましたが、山間地の過疎化が問題視され始める１９８０年代から事態は急変し、狩猟人口が減少した。人手不足による農地や林地の放置と荒廃化により、ニホンジカは急速に増え始め、里地里山で様々な被害が発生した。長野県だけではなく、全国でシカの個体数と生息域が増加し、自然生態系が崩壊した。兵庫県においても増加しました。兵庫県自然環境課発表、兵庫県内鹿生息数、平成２５年１１月現在　推定１４万頭、同年度農林業被害額３億円、年間捕獲目標　３万５千頭　捕獲後埋設しています。兵庫県においても、鹿はよく目撃されています。鹿のほかにもカモシカ、キツネ、タヌキ、あらいぐま、テンなども目撃されています。対策は有害動物は見つけ次第捕獲し、報奨金を払っていますが、捕獲鹿を山中に埋設処分しています。また鹿が増加した結果、ロードキル問題が発生し、車への衝突被害が発生しています。鹿増加の原因は鹿や猪が異常増加したのは天敵であるオオカミを駆逐してしまったからです。海外ではオオカミを他国から買って放つと効果が出たそうです。兵庫県の東部を中心とする日本ジカネットワークでは、鹿の有効活用のため、サッカー等競技者向けメニュー開発、料理教室・講演会、鹿肉の品質・規格の統一、肉以外の内臓・皮・角・骨の活用、鹿肉の飲食店に提供していますが、姫路地区は阪神地区に比べてネットワークが弱く、鹿肉の活用が十分とは言えません。今回は鹿の増加をどう押さえて、有効活用するかについて検討していきたいと考えています。　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　代表世話人　　　松本茂樹
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　文責：世話人　　南谷雄司
　

  日時：２０１６年９月２４日（土）１３：００～１５：００
　場所：日本経済大学　神戸三宮キャンパス本館　6階
　　　　（神戸市中央区琴ノ緒町4丁目4−7）
　　　　 http://kobe.jue.ac.jp/access/index.html

１，「鹿の増加・農業被害と有効活用」
　　　　　　　　　　　　兵庫県播磨播磨高等学校　商業科主任・進路統括本部長　南谷雄司　氏
　　　　　　　　　　　　　http://www.harima.ed.jp/
　　　　　　　　　　　　夢咲鹿工房代表・一般社団法人兵庫県猟友会会長　　　　西川義丈　氏
　　　　　　　　　　　　　http://hyogo-ryoyukai.sakura.ne.jp/
　　　　　　　　　　　　　http://hcbgr.3zoku.com/index.php?key=joz0f7586-104

第２部　交流会・懇親会（１５：００～１７：００）

　　※日本経済大学１階、国際交流センターにて　

会費：学生無料
　　　研究会会員（大阪ベンチャー研究会、北摂ベンチャー研究会、京都ベンチャー研究会、ＮＢＫ会員）は５００円
　　　非会員は１，０００円

交流会・懇親会費：１，０００円

お申し込みは、氏名、所属と懇親会参加の有無を記入して
https://www.facebook.com/matsumoto.shigeki
または、s-matsumoto@kuins.ac.jp へお願いします。

ホームページ: http://kobeventure.jp/
MLホームページ: http://www.freeml.com/kobeventure
Facebook: 神戸ベンチャー研究会
Facebook（松本世話人代表）:松本茂樹         神戸ベンチャー研究会新規ご入会と連携研究ご案内

新規ご入会のご案内

研究会に入会を希望される方はホームページで会則をお読みの上、直接、研究会の受付で、入会の申込みを行って下さい。
入会費は無料です。年会費は２000円。当日会費は会員は500円、非会員1000円、学割あり。なお、相互提携により、会員の方は、大阪ベンチャー研究会、京都ベンチャー研究会、北摂ベンチャー研究会、にも、会員並みの条件で出席できます。入会を、是非、ご検討下さい。
●神戸ベンチャー研究会
毎月第４土曜日13:00～17:00、その後、懇親会
日本経済大学　三宮キャンパス（地図）
URL：http://kobeventurejp