あけましておめでとうございます。早いもので、2001年1月に会が発足してから、丸8年が来ようとしております。今年最初の月例会のご案内を差し上げます。今月は、お2人の経営者の方に「ベンチャー企業と日中・アジアビジネスとのかかわり」についてご講演いただく予定です。
お1人目、剣豪集団株式会社 取締役会長の鄭剣豪氏は、一昨年7月の月例会と11月のフォーラムに引き続き、三度目のご登壇となります。「日中未来研究会」でも話題になりましたように、昨年7月25日に設立説明会がありました新会社「剣豪ジャパンアジアビジネスセンター株式会社(剣豪日本亜洲事業中心)」が11月28日に設立されました。今回は、その新会社についてと、新会社を通じて同社がやろうとしている今後の日中・アジアビジネスについて、お話しいただく予定です。日本の有名なアニメの商標権をめぐる紛争の話など、普段なかなか聞く機会のないお話を聞くことができるかもしれません。
お2人目は、株式会社コンテック 取締役会長 吉永良氏です。同社は、1975年に、機械製造業である株式会社ダイフク(当時の社名は大福機工株式会社)がエレクトロニクス製造業を目指し、制御技術者を中心に100%出資の子会社として、設立した会社です。同社は設立以来、ミニコンピュータ、マイクロコンピュータおよびパーソナルコンピュータの技術インフラの活用を、OAをはじめとする汎用分野ではなく、工業・科学技術分野での汎用化を実現してきましたが、現在ではこれに加え、IT(情報技術)分野のハードウエア、ソフトウエアおよびシステムインテグレーション関連においても、事業の展開を行っております。また、同社の事業は国内のみにとどまらず、国際市場に向けた企画、開発、生産、販売を行い、常に業界に先駆けて実践しきました。
現在ではデバイス&コンポーネント事業、ソリューション&サービス事業を二つの柱としてIT(Industrial Technology)&IT(Information Technology)分野において応用開発を進め、国内販売体制の強化を行い、本格的な海外生産、海外販売を進めるとともに、一層のグローバルビジネスの展開を図っています。また、2007年3月に東京証券取引所市場第二部に上場を果たされました。今回は、上場までの経緯についてご講演いただく予定です。
万障繰り合わせの上、またご友人をお誘い合わせの上ご参加くださいますようお願いします。
演題:株式会社コンテック上場までの経緯
講師:株式会社コンテック 取締役会長 吉永 良氏